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黄昏異変 肉欲の奈落
第2章 取締役経理部長 ユカリ
ユカリは浩二を居間に案内すると紅茶を入れてくれた。
「紅茶か。久しぶりだなあ。僕はコーヒー党だから」
「紅茶はお嫌い・・」
「いい香りだ。たまには紅茶もいいですね」
「ブランデーでもたらしましょうか」
「うれしいねえ。体が温まる」
浩二はさっそく一口すすってみた。
口に含むと甘いブランデーの香りが胃袋から全身に広がって行くようだ。
師走の寒風にさらされて冷え切っていた体が芯から温まる。
「水着とタオルは洗濯していますから」
「エー、そんなことまで。悪いなあ」
「わたしの水着も洗いますから、ついでです」
ユカリの水着に絡んで自分のパンツも洗濯機の中でくるくる回っているのか・・・。
浩二は想像しただけで目が回るような気分になった。
ユカリはそんなお喋りをしながら手際よく料理の準備を始めた。
テーブルに携帯のIHクッキングヒーターをセットし、その上にお湯の入った鍋を置いた。
「ありあわせの野菜とお肉でシャブシャブでも。一杯やりません」
「いいねえ。熱燗で一杯・・・」
ようやく二人が飲み始めると、突然チャイムが鳴った。
「今頃、誰かしら」
「紅茶か。久しぶりだなあ。僕はコーヒー党だから」
「紅茶はお嫌い・・」
「いい香りだ。たまには紅茶もいいですね」
「ブランデーでもたらしましょうか」
「うれしいねえ。体が温まる」
浩二はさっそく一口すすってみた。
口に含むと甘いブランデーの香りが胃袋から全身に広がって行くようだ。
師走の寒風にさらされて冷え切っていた体が芯から温まる。
「水着とタオルは洗濯していますから」
「エー、そんなことまで。悪いなあ」
「わたしの水着も洗いますから、ついでです」
ユカリの水着に絡んで自分のパンツも洗濯機の中でくるくる回っているのか・・・。
浩二は想像しただけで目が回るような気分になった。
ユカリはそんなお喋りをしながら手際よく料理の準備を始めた。
テーブルに携帯のIHクッキングヒーターをセットし、その上にお湯の入った鍋を置いた。
「ありあわせの野菜とお肉でシャブシャブでも。一杯やりません」
「いいねえ。熱燗で一杯・・・」
ようやく二人が飲み始めると、突然チャイムが鳴った。
「今頃、誰かしら」