この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
黄昏異変 肉欲の奈落
第2章 取締役経理部長 ユカリ
「く、靴はどこ・・・」
「靴箱の中」
「あ、あった。それから、僕の水着とゴーグルも」
ユカリの差し出した袋を奪うと、浩二はドアを開けて飛び出した。
「エレベータはダメよ。左に行くと非常階段があるから、そこから降りて。ごめんなさい浩二さん」
ユカリの声に追い立てられて、浩二は一目散に廊下を走って非常階段を降りた。
(なんでこうなるの・・・)
そんなギャグが頭をよぎった。
ユカリの母は玄関を入ると真っ先に靴箱を開けた。
男物のスニーカーはなかった。
居間に入るとまっすぐベランダに向かいカーテンを開けた。
干してあるのは女物の水着とタオルだけ。
振り返った母がテーブルを見た。
「どうしてお猪口が二つもあるの」
「・・・・・さあ」
「靴箱の中」
「あ、あった。それから、僕の水着とゴーグルも」
ユカリの差し出した袋を奪うと、浩二はドアを開けて飛び出した。
「エレベータはダメよ。左に行くと非常階段があるから、そこから降りて。ごめんなさい浩二さん」
ユカリの声に追い立てられて、浩二は一目散に廊下を走って非常階段を降りた。
(なんでこうなるの・・・)
そんなギャグが頭をよぎった。
ユカリの母は玄関を入ると真っ先に靴箱を開けた。
男物のスニーカーはなかった。
居間に入るとまっすぐベランダに向かいカーテンを開けた。
干してあるのは女物の水着とタオルだけ。
振り返った母がテーブルを見た。
「どうしてお猪口が二つもあるの」
「・・・・・さあ」