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黄昏異変 肉欲の奈落
第2章 取締役経理部長  ユカリ
 ユカリはたまらず、今度は鍛えられた筋肉で反り返り、陰部を突き出した。

 浩二は全身の筋肉を使って反応するユカリの肢体に興奮した。
 突き出された陰部を浩二の舌が舐め上げ、唇が汁を吸う。
 
 「アグゥーッ」

 さらにクリトリスに触れた指先を左右に小刻みに振って追い討ちを掛ける。

 「やぁやぁ だぁだめぇっ イッちゃうぅっ あひゃ――――!」

 ユカリは絶叫とともに上体を極限まで仰け反らせると、そのままドサッとベッドに落ちた。

 「ウーッ」

 それは30にしてはじめて男に教えられたオルガスムス・・・・、絶頂の喜びだった。

 ユカリは体中の細胞が粟立つ快感にのたうった。

 「さあ」

 一呼吸おいて、浩二は仰向けに寝ると、ユカリに上に乗るよう求めた。

 ユカリは起き上がり、両足を開いて浩二を跨ぐ。

 ユカリの股間は浩二の目の前で開き、開いた股間の草むらから垂れる喜悦の汁が浩二の腹にポタポタと落ちた・・・。

 それはまるで、餌を前に涎をたらす獣(けもの)の口・・・。
 開き始めた陰唇の間からは赤い粘膜までも見え隠れしていた。
 仰向けの下腹部に張り付き、裏を見せて勃起している浩二の男根・・。
 ユカリはその反り返った男根に向かって手を伸ばした。

 「浩二さん・・・、欲しかったワ、ずっと、ずっと待ってた」

 肉竿を後ろ手に握り締め淫口に当てると恐る恐る腰を沈めていく。
 すでにエクスタシーで緩んだ淫口が亀頭をくわえ込んでいく。
 仰け反ったユカリの顔が恐怖に歪む。

 「あんっん、ゆっくりよ。そっと、あぁ」
 「自分で入れなさい。ぼくは動かないから。君のペースでゆっくり」
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