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秘密の部屋
第1章 ☆
最初は緊張していたけど、義父が優しく色々と話題をふってくれて、気がつくと智史さんが呆れるくらい仲良くなっていた。
「。。。それにしても、素敵なお庭ですね。
お義父さまがお手入れされてるんですか?」
「ああ。
亡くなった妻が花が好きでね。
今では庭いじりは私の趣味になってるよ。」
「そうですか。。。
私も花が好きだから、ベランダにプランターを置いてます。
いずれは小さな庭に好きな花をいっぱい植えたいな。」
「そうか。
美里さんも花が好きなのか。
うちの庭で良ければ、いつでも遊びにおいで。」
「わぁ。いいんですか?
私、毎日お邪魔しちゃいますよ(笑)」
「こんな可愛い娘が遊びに来てくれると、こんな年寄りも嬉しいよ。」
「年寄りだなんて、お義父さま まだまだお若いでしょう?」
「そうだよ。親父。
普段から言ってるじゃないか。
まだまだ若いもんには負けないって。」
「ああ。そうだったな。」