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とし子の悲劇
第3章 とし子の悲劇・第3部
「ひろかずさん、どうしたのかな?もうすぐひろかずさんにも金一封が渡されるところなのだよ。」
「いらねーよ!!オレの前から6人目の従業員がふたつも取りやがったのだよ!!」
「そんなことはないよ…従業員さんたちに平等に行き渡るようになっているから…」
「ふざけるなよ!!従業員さんたちのお給料を食い物にした社長からの金一封なんていらねーよ!!」
「ひろかずさん、金一封にはね、お給料3ヶ月分が入っているのだよ。」
「いらねーものはいらねーと言ってるだろ!!入江さん!!あんただろ!!オレをこの工場に入れて他に行くところをなくしておいて、ふざけるなよ!!」
「ひろかずさん。」
「ふざけるなよ!!コラ!!入江!!オレの15の時を返せよ!!返せよ!!よくもオレの進路を勝手に変更したな!!許さないからな!!」

義弟の言葉に対しまして入江さんあきれた声でこう言いました。

「ひろかずさん…ひろかずさんはタダノ鉄鋼の工場で勤務することやタダノ鉄鋼にお世話になっていることに不満があると言いたいわけなのだね…ああ、あきれたわ……ひろかずさんに長く勤めてほしいから、いろいろと仕事を教えてあげたのに、それを24年たった今になって恩をアダで返すわけなのだね…」

入江さんは、義弟にあきれた声でこう言いまして、義弟の前から立ち去りました。
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