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とし子の悲劇
第3章 とし子の悲劇・第3部


8月27日のことでありました。

とうとう義弟は、ガマンの限度が来てしまいましたので、志度の工場の工場長さんに対しまして『オレをここへ連れてきたのはオドレか!?よくもオレたち従業員さんたちを食い物にしたな!!仕返しをしてやる!!』と言いまして辞表を叩きつけて、工場をやめてしまいました。

ひろむさんも、医療法人済生会あてに辞表を送りました後に行方不明になってしまいました。

そして、その日の午後のことでありました。

武方さんが、アタシがバイトをしている中央通りのマクドにやって来まして、ひろむが行方不明になったことを告げに来ました。

アタシは『もしひろむが立ち寄ることがあったら知らせるわ。』と武方さんに言いました。

その後、アタシは武方さんにこう言いました。

「アタシね…来月いっぱいでバイトをやめて三原に帰ることにしたから。」
「三原に帰るのか?」
「もう結婚なんてコリゴリだわ…アタシね…女ひとりで生きて行くから…あと…アタシは、両親のそばについてあげたいの…」
「としこさんが、そのようにしたければ…としこさんの思うようにすればいい…」

武方さんは、アタシにこう言った後に、マクドを出ました。

武方さんとは、この日を最後に音信不通になってしまいました。
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