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第3章 とし子の悲劇・第３部

「何するのだよ!?」
「ハーブくれよぉ…ハーブくれよぉ…」
「離せよ!!」

桂一郎さんと義弟は、その場でもみあいになってしまいました。

桂一郎さんは、脱法ハーブ中毒になってしまった義弟に倒されてしまいましたが、とっさに石を投げつけて反撃をしました。

石は、義弟の右目を激しく直撃を受けました。

「ああ!!目が…目が見えないよ…目が見えないよ…助けてくれ!!」

桂一郎さんは、持っていたバタフライナイフで脱法ハーブ中毒になってしまった義弟に一撃を喰らわせました。

桂一郎さんは、ひどく狂っていましたので見境がつかなくなっていました。

脱法ハーブ中毒になってしまった義弟は、桂一郎さんからの攻撃を受けて間もなく亡くなりました。

桂一郎さんは、こわくなりましてその場から逃走をしました。

次の朝、脱法ハーブ中毒になってしまったひろかずさんは警察署の霊安室に安置されました。

警察の職員さんに案内されまして義父がやってきました。

脱法ハーブ中毒が原因で、表情が変わり果ててしまったわが子をみた義父は、こぶしをふりあげて殴り付けていました。

「ひろかず!!この野郎!!」
「お父さま。」
「ふざけやがって!!行くところもないくせに!!勝手にタダノ鉄鋼をやめやがって!!恩知らずが!!」
「落ち着きなさい!!」

義父は、警察官が止めるのも聞かずに怒り狂っていました。

その頃でありました。

アタシは、円座町のクソッタレの家に行きまして、家にあります金目のものをあさりまくっていました。

アタシは、思い切りキレていたのでクソッタレの家の権利証や有価証券類や貴金属類などを全部盗んで逃げようと思っていました。

それから30分後に、義父が突然家に帰ってきました。

この時、アタシと義父は大ゲンカになってしまいました。