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とし子の悲劇
第4章 とし子の悲劇・第4部


アタシは、クソッタレの家から逃げ出した後、再び女ひとりで生きて行くことを決意しまして、日和佐から150キロ以上遠くの街へ逃げました。

アタシは、着替えとメイク道具をぎっしり詰めたボストンバックと赤茶色のバッグを持って愛媛県四国中央市まで逃げました。

アタシは、JR伊予三島駅の近くにありますマンスリーアパートに移り住みまして、新居浜のデリヘル店に在籍をしていた時に仲良しだった女のコからの紹介で、四国中央市に新しくオープンしましたデリヘル店に入店することにしました。

出張範囲は、西は新居浜市の住友病院前のバス停付近の地域まで、東は香川県三豊市までとなっていました。

新しくオープンしましたデリヘル店には、アタシがかつて在籍をしていました新居浜のデリヘル店で働いていた女のコが数人在籍をしていました。

数人の女のコたちは、アタシが移り住んだマンスリーアパートの近くで暮らしていましたので、アタシは安心して四国中央市で暮らすことができました。

デリヘル店には待機部屋がありますが、自宅待機もOKと言うことでありましたので、アタシは自宅待機を選びました。

待っている間、アタシは中ノ庄町の国道11号線バイパスにありますサンクスでバイトをしましてお金を稼ぐことにしました。

デリヘル店には、サンクスでバイトをする時間をあらかじめ知らせていますので、アタシは昼夜問わずに働くことができました。

アタシは、今度こそは女ひとりで生きて行くのだとを決意をしました。

アタシは今でも、クソッタレの家の親族たちを絶対に許さないと怒っていました。

クソッタレは、6月1日の徳島県議会の本会議で女性議員さんに対してのセクハラヤジの問題に向き合おうとせずに謝罪の機会をズルズルと先伸ばしを続けていたので、近い将来に鈴原家は重いツケを背負うことになるだろうと思っていました。
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