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第1章 とし子の悲劇

「なっ、何なのだね!!その言い方は!!それじゃあ、桂一郎さんはごほうびはほしくないと言うことだな!!会社の借金が完済できたから!!お給料を１割上乗せして、手当てもつけるし福利厚生も充実させる!!それに、女性の従業員さんも募集すると言っているのだぞ!!それもイヤと言うのだな!!」
「(ますます冷めた声で)あんたね…従業員さんたちを食い物にして、ドーラクザンマイしていたからあななことになったのでしょ…愛媛県や国の偉いさんカタやヤーサンの親分と平日ゴルフや芸者ざんまいばかりするようなナマクラ経営者が従業員さんたちのためを想うことなんてできるものかよ…」
「桂一郎さん!!私のことを極悪非道みたいに言うのか!?ああ情けない…｣
｢なさけないのはオドレやろが…逆ギレ起こすのだけは一丁前のクセに会社の経営力間ないのだから…ケッ…やってられねーよ…｣

桂一郎さんは、武方さんをグロウしたあと食べかけのお弁当を地面にぶちまげてふみつぶしてしまいました。