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とし子の悲劇
第1章 とし子の悲劇
「桂一郎さん。」
「何だよぉ…」
「今日は、お仕事早く終わったのね。」
「ああ、そうだよ。」

桂一郎さんの声は、やや怒りぎみでアルコールが許容範囲を超える恐れが出ていたので、いつ大声をあげるのか分からない状態になっていました。

アタシはこの時、テレビの画面に映っているテレビ愛媛のふるさとバラエティ番組の今治の市民のお祭り『おんまく』の特別生番組を見て、桂一郎さんにやさしい声で『職場は午後からおんまく祭りに行く行事があったのよね…』と言おうとしていましたが、桂一郎さんがこわいので言うことができませんでした。

それでもアタシは、桂一郎さんに優しく声をかけて見ました。

「桂一郎さん…今日は8月の第1土曜日よね…今日と明日は、今治市民のお祭り『おんまく』の日よね…桂一郎さん…桂一郎さんの職場は…」

桂一郎さんは、アタシの話を聞いたとたんにがテレビを地デジからBSデジタルにモードを変えてしまいました。

テレビの画面は、BSフジで再放送されている昔の東海テレビの昼ドラのレイプシーンが映っていまして、主演女優さんの大河内奈々子さんの強烈な叫び声が聞こえていました。

(ギャー!!やめてやめてやめて!!ギャー!!)

桂一郎さんは、テレビのボリュームを思い切りあげて、アタシをイカクしたあと『テレビなんかおもろないわボケ!!』と言いまして電源を切ったあと、にぎりこぶしを作ってテーブルをドスーンと叩いたあと、のみかけのビールと未開封の缶をあけて一気にゴクゴクとのみほしてしまいました。
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