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第1章 とし子の悲劇

「あのね武方さん!!アタシはあななクソッタレの雄一郎とクソッタレの家の家族は棄てた（すてた）のよ!!それなのに、どうしてまたアタシのところへ来たのよ!?アタシはあななクソッタレのダンナのシングルのきょうだいとクソシュウトのことは助けたくても助けることができなくなってしまったのよ!!アタシは今、バイト中なのよ!!ジャマをしに来たのだったら帰ってよ!!」
「としこさん、こっちはすごく困っているのだよぉ…桂一郎さんが無断で欠勤をしている期間が続いていることとやめて行く従業員さんたちの引き止めに失敗をしたから、会社は人手不足におちいっているのだよぉ…Ａさんが亡くなった後に、配送の伝票をパソコンで入力できるひとがいなくなったから…配送センターの業務が止まってしまって、このままだと親会社との契約を破棄されてしまうのだよぉ…」

武方さんの声は、女々しい声になっていたのでアタシは思い切りキレてしまいました。