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とし子の悲劇
第1章 とし子の悲劇
「奥さま!!おやめください!!これ以上はやめてください!!」
「あーら、何がやめてくださいかしらねぇ…あんたね、雄一郎さんは松山大学卒業で、高収入でいまぞうに勤めていて、ボート部でがっちりとした体格でたくましいからあんたと結婚ができたけれど…桂一郎さんは高卒で安月給で収入が低いから…健一郎さんは高校卒業認定試験で大学受験で受かった大学を中退だから…お嫁さんが来てくれないと言って見下したのよ!!」
「見下してなんかいません!!」
「見苦しいいいわけをしてもムダよ!!」
「奥さま!!アタシは桂一郎さんにお嫁さんが来てくれるように一生懸命になって努力してきたのよ!!」
「としこさん…あんたね、いつからシングルのきょうだいのカノジョになったのよ?あんたね、雄一郎さんの両親にコビヘツラってばかりいたから、シングルのきょうだいにお嫁さんが来てくれなくなったのじゃないのよ?違うかしら?シングルのきょうだいに対しての接し方が悪いけん、そのようになってしまったのでしょ…その上に武方運送のボンボンにも同じようにコビヘツラっていたのじゃないのかしら?」
「やめてください!!奥さま!!これ以上アタシを変な目で見ないでください!!」
「あんたね…アタシは知っているのよ…あんたいつぞや健一郎さんに抱かれていたようだわね…健一郎さんのこと…好きなのじゃないの?これ以上ハンロンしていたら、うちの孫が隠し撮りをしていたあんたのやらしい動画をインターネットにアップするわよ。」

アタシは、奥さまからアタシが健一郎さんにレイプされているシーンを孫が隠し撮りをした動画をインターネットにアップするわよとおどされたので『やめてください!!』と声をあげて叫びました。

奥さまは、アタシにこう言いましてその場から立ち去りました。

「あんたね!!逃げ回るのもたいがいにしてよね…そのうち、雄一郎さんの家で大惨事が発生するかもしれないわね…その時困るのはキンリンの住民であるアタシたちなのよ!!分かっているのかしら!?」
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