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恋人たち 穢された初体験
第1章 囚われたカップル
「それよりも令奈さん、さっきの約束、お願いしますね」
「わかったわ。任せといて」
令奈さんは、化粧道具を片付けると、監督がいるキッチンのほうへと向かった。監督と話している。二人してチラチラ、こっちを見ていた。
「令奈さん、話してくれてるみたいだね」
「そうね。監督さんもわかってくれるといいけど」
しばらくすると、二人揃って僕たちのほうへやってきた。
「よし、準備もできたようだから撮影を始めるとするか」
監督が僕たちに向かって言った。
「えっ、ちょっと待ってください。僕たちは本当にアダルトビデオに出る気はありませんよ!」
「そうです。令奈さん、ちゃんと監督さんに話してくれたんですよね。女の約束、守ってくれたんですよね!」
「ええ、女と女の約束ですもの。ちゃんと守ったわ」
「だったら何で……」
「監督が最後には全て丸く収まるから、心配ないって」
「丸く収まる? それはどういうことですか」
「さあ、それは最後のお楽しみ」
令奈さんは、妖しく微笑んだ。
クソッ、また裏切られた。やっぱり大人は信用できない。穂香ちゃんもショックを受けたのかベソをかきそうな顔をしていた。
「わかったわ。任せといて」
令奈さんは、化粧道具を片付けると、監督がいるキッチンのほうへと向かった。監督と話している。二人してチラチラ、こっちを見ていた。
「令奈さん、話してくれてるみたいだね」
「そうね。監督さんもわかってくれるといいけど」
しばらくすると、二人揃って僕たちのほうへやってきた。
「よし、準備もできたようだから撮影を始めるとするか」
監督が僕たちに向かって言った。
「えっ、ちょっと待ってください。僕たちは本当にアダルトビデオに出る気はありませんよ!」
「そうです。令奈さん、ちゃんと監督さんに話してくれたんですよね。女の約束、守ってくれたんですよね!」
「ええ、女と女の約束ですもの。ちゃんと守ったわ」
「だったら何で……」
「監督が最後には全て丸く収まるから、心配ないって」
「丸く収まる? それはどういうことですか」
「さあ、それは最後のお楽しみ」
令奈さんは、妖しく微笑んだ。
クソッ、また裏切られた。やっぱり大人は信用できない。穂香ちゃんもショックを受けたのかベソをかきそうな顔をしていた。