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恋人たち 穢された初体験
第1章 囚われたカップル
「大輔くん……」
穂香ちゃんが不安げな視線を送ってきたとき、化粧箱を持った令奈さんがやってきた。
「さあ、始めましょう。穂香ちゃん、素がきれいだから薄っすらと自然な感じがいいわね」
令奈さんは刷毛を取り出すと、穂香ちゃんの顔に近づけていった。
「やめてください。さっきも言ったけど、私、アダルトビデオなんて絶対出ませんから」
そう言って、穂香ちゃんは顔を動かして、刷毛を避けた。
「もう、そんなこと言って、大人を困らせないの」やれやれという感じで令奈さんは言ったが、穂香ちゃんが顔を動かすのをやめないでいると、ついに根負けし、「わかったわ。実は私もさすがにこれはまずいと思っていたの。私だって犯罪者になるのは嫌だし、監督にやめるように言うから、メイクだけは済まさせて。そうしないと私が怒られて、監督に話ができないから」
「本当ですか。本当にやめるよう言ってくれますか?」
「約束する。女と女の約束」
「絶対ですよ」
「絶対」
「じゃあ、いいです。どうぞ」
穂香ちゃんが顔を差し出すようにすると、令奈さんが手早くメイクを進める。
「これでよし。大輔くん、どう?」
さすがに令奈さんはプロだった。ナチュラルな感じで穂香ちゃんの清楚な美しさが引き立っている。
「きれいです」
「そうでしょう。惚れ直したでしょう」
僕は素直に頷いた。
穂香ちゃんが不安げな視線を送ってきたとき、化粧箱を持った令奈さんがやってきた。
「さあ、始めましょう。穂香ちゃん、素がきれいだから薄っすらと自然な感じがいいわね」
令奈さんは刷毛を取り出すと、穂香ちゃんの顔に近づけていった。
「やめてください。さっきも言ったけど、私、アダルトビデオなんて絶対出ませんから」
そう言って、穂香ちゃんは顔を動かして、刷毛を避けた。
「もう、そんなこと言って、大人を困らせないの」やれやれという感じで令奈さんは言ったが、穂香ちゃんが顔を動かすのをやめないでいると、ついに根負けし、「わかったわ。実は私もさすがにこれはまずいと思っていたの。私だって犯罪者になるのは嫌だし、監督にやめるように言うから、メイクだけは済まさせて。そうしないと私が怒られて、監督に話ができないから」
「本当ですか。本当にやめるよう言ってくれますか?」
「約束する。女と女の約束」
「絶対ですよ」
「絶対」
「じゃあ、いいです。どうぞ」
穂香ちゃんが顔を差し出すようにすると、令奈さんが手早くメイクを進める。
「これでよし。大輔くん、どう?」
さすがに令奈さんはプロだった。ナチュラルな感じで穂香ちゃんの清楚な美しさが引き立っている。
「きれいです」
「そうでしょう。惚れ直したでしょう」
僕は素直に頷いた。