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純愛ハンター
第7章 裁き7、逆襲の玲子
不快感のあまりZ子が身体をよじって抵抗するとB議員はかえって興奮をあらわにし、上にのしかかって真っ赤に腫れ上がったペニスを挿入しようとした。
瞬間…

「嫌っ!嫌あぁぁっ…!」

Z子はB議員の胸元を力任せに蹴り上げると全裸のまま部屋を飛び出し、

「ああぁ~っ!嫌っ!嫌だよぉ…誰か助けてぇ!」

大声で泣き叫びながらホテルの廊下を彷徨った。

「…私、中学卒業の頃までずっと父親に性的虐待受けてたのね…だから頭がパニックになっちゃって…で、同じ階のお客さんが通報して警察が部屋まで来たの…」
「それで…?」
「逮捕された…」
「B議員が?」
「ううん、私が…私だけが…」
「え…どうしてっ…?」
「私が、Bを蹴った事による『傷害罪』で…」
「そんなぁっ!ウソでしょう…?」
「普通はさ?こういう事があると女の言い分の方が圧倒的に有利じゃない?」
「そう…よね…」
「でも、真逆だったの…取り調べでは私の言い分はほとんど聞き入れられなくて…Bを蹴った事の反省を促されるばっかりで…」
「………」

その後、日々の取り調べと留置所生活に疲れて思考能力がガタ落ちになっていたZ子は、B議員に被害届の取り下げの条件としてクローズドイベントへの参加を突きつけられ…やむなくパーティへ参加せざるを得ない状況になったという。
Z子の話をひと通り聞いた玲子は、話の理不尽さ以上にある部分に引っかかっていた。

(「仲間うちで流行って」るって言ってたようだけど…?娘に手をかける事が流行ってるの…?まさか…)

数日後、玲子はある高級住宅街の大きな一戸建ての近くに来ていた。
スマホを手に取ると、玲子はある写真をあたらめて確認した。

【Y長官、西武学園町1-1-12】

玲子はクローズドイベントでお嬢たちに陵辱された後、四ツ倉の目を盗んで参加者リストの一部をスマホで撮影していた。Z子の話を聞いた玲子は妙齢の娘がいる参加者の自宅に次々足を運び、出来る限り娘たちの姿形を自身の目で確かめ続けていた。

(あっ、あの子…Y長官の…?)

すると制服を着た地味で大人しそうな少女が大きな一戸建ての門を開けて中に入り、玲子はその少女の姿を穴が空くほどに見つめた。

(みんな同じ匂いがする…一見して真面目そうでちゃんとしているのにどこか虚ろで危うくて…大人しそうなのに爆発寸前な鬱積を抱えているようで…)
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