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純愛ハンター
第7章 裁き7、逆襲の玲子
驚いたお嬢が叫び声を上げて、家族が駆けつけてきても「ゴキブリが出た」などと言って誤魔化す他なかった。
家の中ですら心休まる場所を無くしたお嬢は、もしも誰かに監視されているのであればせめて反省の気持ちを表そうと思い、近所の神社で厄払いを行った。

(もう無理…耐えられない…こんなに反省してるの…だからもう許して…お願い神様…)

すると、不思議な事に一切の嫌がらせがピタリ…と止んだ。

(願いが届いたんだ!もうコレからは真面目に生きなくちゃ…)

徐々に精神状態が回復していったお嬢は大学に通えるようになり、晴れ晴れとした気分を取り戻しつつあった。
だが、それは…嵐の前の静けさに過ぎなかったのだ…。
ドンっ…!ガンっ…!バキッ…!バキバキッ…!

「えっ?え………!な、何っ…何…?」

脅迫の事などすっかり忘れていたお嬢が大学のトイレで小用を足していると、何者かがドアを蹴破ろうとする音がした。
ドアだけではなく、隣の個室の壁をも蹴破ろうとする音が聞こえた。

「ちょっ…!嘘っ…やっ…待、待って!何?何っ…」

咄嗟に下着を履こうと便座から立ち上がったお嬢だったが、
バキッ…ガシャンっ…!メリメリメリ…

「やっ…嫌あぁぁぁっ…!」

ドアの金具が破壊されると同時にドアがむしり取られ、そこには…

「なっ…あぁ…嫌っ…!嫌っっ…!嫌ぁぁ~っ…!」

7人の屈強な覆面レスラーが天を突くほどに勃起したペニスをパンツやコスチュームからはみ出させながら立っており、個室の中へ押し入りお嬢に迫った!

「あぁ…た、助けっ!んっ!んん…んぅ~っ!」

1人の男がグローブのような大きな手でお嬢の口を塞ぐと、別の男が無造作にロングスカートをめくり上げた。

(嫌だっ…!)

お嬢は恐怖のあまりモッサリと生い茂った陰毛の先端を存分に濡らしながらボタボタボタ…と歯切れ悪く失禁し、その小水はヒザ下まで下ろされていたパンティの上へ勢い良く降り注いだ。
男たちがペニスをしごき上げながらお嬢へ次々と迫ると、お嬢はそのまま気を失ってしまった…。

「ん…うっ…う…?」

お嬢が目を覚ますと潮風の香りが鼻先を、さざなみの音が耳をくすぐった。

「はっ!(どこ?ココ…)」

小さな窓の外が真っ暗である事から時刻は夜のようであり、室内の照明を直視したお嬢は顔をしかめて目をそむけた。
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