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純愛ハンター
第1章 裁き1、中出し野郎に愛のフタを
「…確かに釣り合ってない…かもね…でも、踏みにじられた純愛は二度と戻らずに死ぬのよ。それにあのクズ男が死ぬ事で心に傷を負う者がいるならば…そいつに対する復讐も兼ねてるって事かしらね…ふふっ…」
「あっ…」
玲子は事務所内の照明を全て落とすと、軽やかな手付きでノートパソコンに触れた。
すると、事務所の両端に設置されている大きなスピーカーからアッパーなスイングジャズが響きはじめた。
「ねぇ、お嬢も踊らない?無事に初仕事を終えた打ち上げに~っ!」
「………」
玲子は無言で立ち尽くすお嬢をよそに、クルクルと身体をスピンさせながらご機嫌で踊りはじめた。
(こんな事になるなんて…どうしよう…でも、玲子には逆らえない…私、これからどうしたら良いんだろうか…?)
すると、ノートパソコンから通知音が鳴った。
「あっ!また依頼が来てるみたぁ~い!また明日から忙しくなるわぁ…」
「………!」
お嬢は華麗に踊りまくる玲子の姿にふと魅了された自分を腹立たしく思うと同時に、自らの無力さを噛み締めていた…。
裁き2、『ブスになる魔法』につづく。
「あっ…」
玲子は事務所内の照明を全て落とすと、軽やかな手付きでノートパソコンに触れた。
すると、事務所の両端に設置されている大きなスピーカーからアッパーなスイングジャズが響きはじめた。
「ねぇ、お嬢も踊らない?無事に初仕事を終えた打ち上げに~っ!」
「………」
玲子は無言で立ち尽くすお嬢をよそに、クルクルと身体をスピンさせながらご機嫌で踊りはじめた。
(こんな事になるなんて…どうしよう…でも、玲子には逆らえない…私、これからどうしたら良いんだろうか…?)
すると、ノートパソコンから通知音が鳴った。
「あっ!また依頼が来てるみたぁ~い!また明日から忙しくなるわぁ…」
「………!」
お嬢は華麗に踊りまくる玲子の姿にふと魅了された自分を腹立たしく思うと同時に、自らの無力さを噛み締めていた…。
裁き2、『ブスになる魔法』につづく。