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純愛ハンター
第3章 裁き3、家族のような職場です
そして1週間勤務の最終日。偶然に食材庫で店長と2人っきりになった今野は、甘え半分に愚痴を吐いていた。

「あ~ぁ、今日で最終日かぁ…」
「ホントにご苦労様!今野さんには酔ったお客様の対応までさせちゃって…でも、あっさり話まとめてくれて助かったよ」
「いえ…でも、こんな立派なファミレスですら日雇いスタッフばっかなんですね…今、就活中なんでちょっとショックでした…」

店長はバツ悪そうな苦笑いを今野へ向けた。

「都市部なら仕事あると思ったのに…もう、人ってまともに暮らす事も許されないんですかね?」
「時期が悪すぎたんだよ…大恐慌と大災害の後だし」
「あ~あ…店長みたいに優しい人の下でフルタイムで働けたらなぁ…夢だよなぁ…」

今野は店長への恋心もありつつ、ふと店への未練を口にした。
だが…そのたった一言が…就活以上に抜け出す事が困難な無限地獄の入り口になるとは、この時の今野には想像など出来なかった…。

「あ、そう…」

店長は弱々しく呟くと、神妙な面持ちで黙り込んだ。

「あ!そんな困んないで下さい!だったらイイなぁ?って思っただけなんで…」
「…良かったら…本部の人に口利こうか?」
「ほ、本当ですかっ?ココでずっと働けるんですかっ?」
「ん、多分…俺から言えば大丈夫だと思う…」
「わぁ~っ!私、コッチ出てきてからずっと日雇いだったから…コレでやっと普通の生活が出来るんだぁ…!グスっ…」

今野は今日までの辛い日々を思い出し、嬉しさのあまり涙を滲ませた。

「ただ…」
「ただ?」

店長は意味ありげに間を置くと、陰湿な声色でこう続けた。

「ただ…口利くんだから…ご褒美くらい欲しいよなぁ」
「ご褒美…?じゃあ、今回のバイト代でお酒でも奢っちゃいますっ☆」
「ふんっ、そういうんじゃねぇんだけどなぁ…」
「??」

そして、おもむろに立ち上がるとゆっくりズボンのジッパーを下ろし…

「え…?」

そこから勃起したペニスをブルン…!と跳ね上がるように露出させた。

「後ろ向いてケツ出せよ…ウチで働きたいんだったらそのくらい出来るよなぁ?」
「はぁっ…?」

この瞬間…爽やかな好青年として映っていた店長の面影は一瞬にして消え去り、ただ目の前のメスに劣情を催した卑屈なオスの顔があった。

「本社の担当の奴メッチャ性格悪くってさぁ?話すだけでも超ストレス溜まるんだよなぁ…」
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