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純愛ハンター
第6章 裁き6、1234包囲網
玲子は二宮が家に戻るなり、怒り心頭で詰め寄った。
「隠し撮りしてたなんて…信じられない…しかも『肉奴隷』って…私、そんな風に思われてたんだ…」
「でもさぁ?セックスは同意だし、これって犯罪にはならないんだよなぁ」
「そういう問題じゃないよっ…!こんなのネットにアップされて…私、これからどうやって生きてけばイイの?」
「ふんっ!顔にもマ●コにもちゃんとモザイクかかってんじゃん。誰が見てもお前のだって分かんねぇよ!」
「………」
追及をヘラヘラとかわし続ける二宮に愛情などカケラも無いと感じた玲子は、
「もう別れよう…って言うか最初っから付き合って無かったんだよね…?多分…面倒な事言う気もないから…お願いだから動画消してくれないかな…?」
二宮に別れを切り出した。だが、
「じゃあカネ払って!サイトから削除すんのにもカネがいるんだけど?」
「そっ、そんなぁっ…!」
二宮はニコニコと愛くるしい笑顔で玲子にカネを要求した。
これ以上大ごとにしたくない玲子は、やはりお嬢に相談するしかなかった…。
「ウソぉっ…!二宮がそんなクズ野郎だったなんて…玲子、変な人紹介しちゃって本当にゴメン…」
「どうしよう…このままじゃヤバい動画がどんどん拡散しちゃう…万が一学校にバレたら…退学は本当に困るし…」
お嬢は困惑する玲子の目を見据えてこう言った。
「二宮はいくら必要だって?」
「動画ひとつにつき100万で…全部で300万だって…」
「300万…!そんな大金…あぁ、私が貸してあげられればイイんだけど…」
「そんな…」
「ねぇ玲子、今どんなバイトしてるの?」
「えぇと、昼間は登録制の家庭教師と時給制の採点バイトと…夜はガールズバーとそれから…」
「良いバイト紹介してあげるからバイト全部辞めちゃいなよ!」
「えっ?でも…」
「玲子…ガールズバーしてるならキャバクラくらいイケるでしょ?キャバクラなら玲子の見た目なら300万なんてすぐだよ!」
だが二宮にすっかり自信を挫かれていた玲子は、
「でも…私、ブスだし…そんなの無理だよ…」
「………」
お嬢から目をそむけると、か細い声でそう言った。
すっかり弱気に取り憑かれている玲子の様子に、お嬢は必死で笑いを堪えた…。
そして玲子の心が壊れかかっている事実に、テーブルの下でグっ…!と小さくガッツポーズをした。
「隠し撮りしてたなんて…信じられない…しかも『肉奴隷』って…私、そんな風に思われてたんだ…」
「でもさぁ?セックスは同意だし、これって犯罪にはならないんだよなぁ」
「そういう問題じゃないよっ…!こんなのネットにアップされて…私、これからどうやって生きてけばイイの?」
「ふんっ!顔にもマ●コにもちゃんとモザイクかかってんじゃん。誰が見てもお前のだって分かんねぇよ!」
「………」
追及をヘラヘラとかわし続ける二宮に愛情などカケラも無いと感じた玲子は、
「もう別れよう…って言うか最初っから付き合って無かったんだよね…?多分…面倒な事言う気もないから…お願いだから動画消してくれないかな…?」
二宮に別れを切り出した。だが、
「じゃあカネ払って!サイトから削除すんのにもカネがいるんだけど?」
「そっ、そんなぁっ…!」
二宮はニコニコと愛くるしい笑顔で玲子にカネを要求した。
これ以上大ごとにしたくない玲子は、やはりお嬢に相談するしかなかった…。
「ウソぉっ…!二宮がそんなクズ野郎だったなんて…玲子、変な人紹介しちゃって本当にゴメン…」
「どうしよう…このままじゃヤバい動画がどんどん拡散しちゃう…万が一学校にバレたら…退学は本当に困るし…」
お嬢は困惑する玲子の目を見据えてこう言った。
「二宮はいくら必要だって?」
「動画ひとつにつき100万で…全部で300万だって…」
「300万…!そんな大金…あぁ、私が貸してあげられればイイんだけど…」
「そんな…」
「ねぇ玲子、今どんなバイトしてるの?」
「えぇと、昼間は登録制の家庭教師と時給制の採点バイトと…夜はガールズバーとそれから…」
「良いバイト紹介してあげるからバイト全部辞めちゃいなよ!」
「えっ?でも…」
「玲子…ガールズバーしてるならキャバクラくらいイケるでしょ?キャバクラなら玲子の見た目なら300万なんてすぐだよ!」
だが二宮にすっかり自信を挫かれていた玲子は、
「でも…私、ブスだし…そんなの無理だよ…」
「………」
お嬢から目をそむけると、か細い声でそう言った。
すっかり弱気に取り憑かれている玲子の様子に、お嬢は必死で笑いを堪えた…。
そして玲子の心が壊れかかっている事実に、テーブルの下でグっ…!と小さくガッツポーズをした。