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純愛ハンター
第6章 裁き6、1234包囲網
「玲子ほどじゃないけどなかなか評判良いぜ!次は来週の木曜だ」
「ね…私たちも行ってイイでしょう?」
「えっ?べ、別にイイけど…女のお嬢が見てそんなに楽しいイベントじゃないぜ…」

四ツ倉がしぶしぶパーティへの参加を承諾すると、お嬢はニンマリと笑った。
そして翌週木曜日の深夜。
お嬢は一ノ瀬と二宮と三塚を連れ立って、イベント会場であるビジネス街の外れにある会員制バーへと向かった。
フロアに入ると大音量のダンスミュージックとブラックライトに怪しく照らされる人々の群れが出迎え、退廃的な雰囲気にお嬢は興奮にうち震えた。

「わぁっ…スゴぉい!別世界…ってかこの世の果てって感じ?」

ソファでは、熟年男性と年端も行かない女が全裸で抱き合っていたり…
バーカウンターに座る女性に大勢の男たちが群がって、手や道具を使って好き放題に弄んでいたり…
床の上ではまるで“肉の河”のごとく、大勢の男女がもみくちゃになっていたり…
そんな光景が繰り広げられていた。

「お嬢…しっかり俺たちと一緒に居ろよ」
「キャストと勘違いされて変態プレイされちまうぞ!」
「ちょっとぉ!こんなトコに落ちた薄汚い女と一緒にしないでよっ!」

お嬢一行がフロアの奥へと進むと…

「あ…アレっ…!」
「玲子…だよな…?」
「うわぁ…あんな事させられてんだ…」
「つい昨年までキャンパスのアイドルだった玲子が…」

なんと玲子は全裸で2人の熟年男性の間にしゃがみ込んで交合に性器を口に含み…
周囲に群がる男たちは玲子の乳房や性器に競い合うように手を伸ばし…
背後からは数人の男たちが玲子の耳や首筋に性器をなすり付け…
玲子は無表情で大勢の変態セレブたちの黒い欲望を一身に受けていた…。
その様子を目の当たりにしたお嬢は、ブルっ…と全身を怪しくよじらせた。

「あっ…あぁ…私…玲子に挨拶してくるわ…」
「おっ!ついにか…」
「そうよ…私が手招きしたらアンタたちも来てね…それまでに“準備”しておくこと…いいわね…」
「お、おぉっ!」

お嬢は一ノ瀬と二宮を左右に軽く突き飛ばすと、変態セレブたちに弄ばれている玲子の目の前へとゆっくり近づき、

「はぁい!玲子っ…メッチャ楽しそうねっ?」

顔を付き合わせるようにしゃがみ込んで、はつらつと声をかけた。
すると…まるでガラス玉のように虚ろで生気のカケラも無かった玲子の目に…
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