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るりいろ(MILK &honey後日談)
第1章 浮気?!

「や……違う違う違うっ!!人間じゃねーから!!会ってたのは、機械だからっ!!」
「……え?……機械……?」
誤解だ誤解!!
誤解させる様な不審なことした、俺がみんな悪ぃんだけど!!
眉を寄せて固まったるりの濡れた頬っぺを、首に巻いてたバンダナで拭う。
「たまに乗んないと、バッテリー上がっちゃうからさー」
「……バッテリー……?」
寄せられた眉が元に戻って、きょとんとしてる。
泣いて上気した目元が、色っぽい。ぽかんとしてる口元が、すげー美味そー。
キスしてー……けど、怒らせたばっかりだから止めておくw
「車?……光、免許持ってたの?」
「免許、持ってんよ?でも、車にゃ乗ってねーよ。四輪の免許はギリギリで取ったんだ。俺、車を扱う才能ねーから」
「どういうこと……?」
「……ちょっと、付いて来て。」
エプロンは、勿体ねーから、外させる。
るりのエプロン姿を見れんのは、俺んちの中だけだw
手を引いて、エレベーターに乗って、地下のボタンを開錠して押す。住人でも、用の無い奴は行けねーし、行こうとも思わねー場所だ。巧にゃ縁は無ぇ場所だから、るりも多分初めてだろう。
地下は、今は静まり返っている。薄暗い中を歩いて行くと、必要な所だけ電気が次々と灯り、通り過ぎると消えて行く。
その隅っこの一角に、るりを案内した。
仕切られた区画に大人しく停まってる、まだちょっとあったけー、でっけーカタマリ。
「……会ってたなぁ、コイツ。」
そいつに掛けた銀のカバーを、外して見せた。

