この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
兄貴の彼女/彼の弟(MILK&honey 後日談)
第2章 彼の弟

 ……でもっ。
 弟さんが泊まってるのに、こんなこと、ダメだよね?
 お兄さんを誘惑する嫌らしい女とか思われちゃったら、印象悪くなっちゃうよ……

「……だめっ。今日は、絶対、だめ……ですっ。」

 息を整えながら、胸の辺りを押し返す。
 ついでに、下まで下りてたファスナーも上げておく。ファスナーは、もう少しで全部外れちゃうとこだった。外れちゃうと閉めにくくなるから、ぎりぎり外れる前に気が付いて、良かった……!

「……はーい……んじゃ、おとなしく寝まーす……」

 むくれる光。でも、ちゃんとお願いは、聞いてくれる。そんなとこも、大好き。

「ね……戻る前に、おやすみのキスして?」

「うん……」

「!!だめ、おやすみのキスなんだから、舌入れちゃだめっ!!」

「えー……なんでー?」

 それ、ほんとに、わざとじゃないの?!
 ……って思うくらい、不思議そうに聞かれる。

「気持ち良すぎて、寝れなくなっちゃうからっ!」

 私に入って気持ちいい時期は、私がしたくなっちゃう時期だよ?分かってないの?

「えー……じゃあ、しねーで一緒に寝たら良いじゃーん……」

「だめっ!だめですっ!!」

 それじゃあ、するの我慢した意味ないじゃない!分かってよっ!

「ちぇー……」

 やっと、しぶしぶ諦めてくれた、みたい。
 もう一度、ちゅ、と大人しいキスをされる。大人しいっていっても、唇の内側の柔らかいところ同士を触れ合わされて吸われたから、深いところがきゅんと疼いた。
 ばかっ……やっぱり、分かってないっ……。
 脚の間、ぬるぬるになっちゃった……光のせいなんだからっ……!

 おやすみ、って扉を閉めて、布団をかぶって、ぎゅっと体を縮めて丸くなって、自分で自分を抱き締めて目をつぶって……しばらくしたら、ようやくちょっとだけ眠れた。

/16ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ