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復讐の味は甘い果実に似て
第10章 それぞれの朝
 ひかるは僕の白濁を拭いもせず、再び、僕のペニスを咥えると、音を立てて吸い上げてきた。
「まだ、終わっちゃ嫌ですよ……もっと先輩を気持ちよくするつもりなんですから……。」
 裏筋に舌を這わせながら、ひかるは白濁に塗れた顔で僕を見つめてくる。
 僕のペニスは目の前の淫靡な光景に、すぐに硬さを取り戻した。

「ね、先輩……よかったら、こっちを試してみませんか……?」
 ひかるは僕にお尻を向けると、指で、お尻の穴を拡げるように見せてきた。
「前の旅行の時に、先輩、あたしのお尻の穴、舐めてくれたから……もしかしたら、こっちも好きなのかも……って思って……。」
 ひかるは顔を赤くしながら、僕を誘惑してきた。

 アナルセックスには、少なからず興味があったのだけれども、恵梨にもお願いしたことはなかった。
「いいのかい?」
「はい……今日……してもらうつもりで……自分で拡げたりしてきたんです。きれいにしてきましたから……ローションたっぷりつけて……そのまま挿れてください。」
 もう、僕はひかるの健気さがうれしくて仕方なかった。
 そして、僕は目の前で誘うように震えるお尻の穴に魅入られていた。

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