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復讐の味は甘い果実に似て
第3章 復讐への階段 ~明日香の告白~

「だから、あたしは恵梨に復讐したいの。あたしが先輩とセックスすれば、恵梨はあたしに嫉妬するでしょ? あたしが先輩と、避妊しないでセックスしたら、もっと嫉妬するでしょ? そうすれば、あたしはもう恵梨なんかに引け目を感じなくてすむから。」
ひかるの気持ちはよくわかる。
だが、それは悲痛すぎる決意だった。
友人としては、こんなことでロストバージンなんて考えてほしくない。
第一、ひかるは見た目だってかわいいし、おっぱいだって大きい。
その気になれば、彼氏くらいすぐにできるに違いない。
わたしに言わせれば、ひかる自身が幼稚園からの女子校育ちで、奥手なだけだ。
「じゃあ、明日香は恵梨のしたことを許せるの? あたしはもう許せないよ。明日香だって今までいろいろあったでしょ? 土岐先輩のこととか……」
「ああ、もう、その話はやめて。」
思わず、ひかるの話を遮ってしまったが、わたしにとって、土岐先輩のことは思い出したくない心の傷だった。
ひかるの気持ちはよくわかる。
だが、それは悲痛すぎる決意だった。
友人としては、こんなことでロストバージンなんて考えてほしくない。
第一、ひかるは見た目だってかわいいし、おっぱいだって大きい。
その気になれば、彼氏くらいすぐにできるに違いない。
わたしに言わせれば、ひかる自身が幼稚園からの女子校育ちで、奥手なだけだ。
「じゃあ、明日香は恵梨のしたことを許せるの? あたしはもう許せないよ。明日香だって今までいろいろあったでしょ? 土岐先輩のこととか……」
「ああ、もう、その話はやめて。」
思わず、ひかるの話を遮ってしまったが、わたしにとって、土岐先輩のことは思い出したくない心の傷だった。

