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復讐の味は甘い果実に似て
第4章 背徳のなかで ~明日香の告白~
いや、あの時だけじゃない。
今回だって、わたしは恵梨にだまされた結果、こんなところで復讐の道具にされて、挙句の果てには、あんたじゃ役に立たないから帰っていいよ、というのに等しい言葉を投げつけられているのだ。
なぜ、わたしがこんな目に合わなきゃいけない?
なぜ、わたしはこうまで恵梨に自分のプライドを傷つけられる?
……悔しい。
絶対に許せない。
許せるもんか。
そして、わたしの心に黒い炎が燃え上がった。
浩二への呵責も、何もかもが消えて、ただ、恵梨への怒りだけがわたしを包んだ。
もう、わたしは恵梨を許さない。
恵梨に復讐してやる。
恵梨にとって最も大切な先輩に抱かれて、恵梨を嫉妬の炎のなかに落としてやる。
恵梨に見せつけてやる。
先輩に貪られ、思い切り淫らに乱れる私を。
今回だって、わたしは恵梨にだまされた結果、こんなところで復讐の道具にされて、挙句の果てには、あんたじゃ役に立たないから帰っていいよ、というのに等しい言葉を投げつけられているのだ。
なぜ、わたしがこんな目に合わなきゃいけない?
なぜ、わたしはこうまで恵梨に自分のプライドを傷つけられる?
……悔しい。
絶対に許せない。
許せるもんか。
そして、わたしの心に黒い炎が燃え上がった。
浩二への呵責も、何もかもが消えて、ただ、恵梨への怒りだけがわたしを包んだ。
もう、わたしは恵梨を許さない。
恵梨に復讐してやる。
恵梨にとって最も大切な先輩に抱かれて、恵梨を嫉妬の炎のなかに落としてやる。
恵梨に見せつけてやる。
先輩に貪られ、思い切り淫らに乱れる私を。