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復讐の味は甘い果実に似て
第4章 背徳のなかで ~明日香の告白~
 その時、バスルームの摺りガラスを通して、ちらちらと動く人影が見えた。
 間違いなく恵梨だ。
 わたしたちが何をしているかを気にして、外から様子をうかがっているのだろう。

 わたしはわざとバスルームの戸を少し開けて、外に音が漏れるようにした。
 そして、お風呂の縁に腰をかけた先輩の前に膝をつく。
 まるで、わたしの愛撫を待ちわびているかのように、激しく勃起し、反り返ったペニスが目の前にある。
 改めて目の前で見ると、やっぱり大きい。

 わたしは髪をかき上げて、先輩のペニスを、根元からねっとりと舐め上げていく。
「んんっ……れろお……」
 舌を裏筋に這わせて、垂れてくる先走りを舌先でこねるように弄ぶ。
 先走りが糸を引いて、わたしの舌を滑らせ、ペニスが悦ぶようにビクビクと震えた。

 そのまま、わたしは先輩を見上げて、猛々しく勃起したペニスを咥え込んだ。
 さらに、外にいる恵梨に聞こえるように、わざと大きな音をたててペニスを激しく吸い上げる。

 ジュポ、ジュポとわたしが頬をすぼめてペニスを吸い上げるたび、卑猥な音がバスルームに反響し、わたしの舌の上で、ペニスがさらに硬さと大きさを増していく。
 そして、わたしは強く吸い上げて口を離すと、はちきれそうに固くなったペニスを手にとった。
「ふふっ、すっごく大きく、硬くなってますよ……俊介さんのこれ……。」

 わたしは先輩をお風呂の縁から立たせると、再びペニスを咥え、手と合わせて激しく口でペニスを扱いていく。
「んんっ……ジュル……んんっ……んっ……。」
 わたしが舌の上でペニスを滑らせ、ストロークを加えるたび、鈴口から先走りが蜜のように溢れた。わたしの唾液と先輩の先走りの混じり合った淫らな液が口から零れて、糸を引いて胸元に落ちる。
 
 わたしは喉の奥まで深くペニスを迎え入れて、捻りを加えてペニスを愛撫した。
 ジュプジュプと卑猥な音が風呂場の中に響くたびに、わたしの下腹部に甘い疼きが走り、わたしをさらなる興奮へと誘う。

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