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復讐の味は甘い果実に似て
第4章 背徳のなかで ~明日香の告白~
 もう、外の恵梨は、隠れる余裕すらないようだった。
 明らかに、わたしがわずかに開けたバスルームの戸の隙間から、わたしの激しい口奉仕を舐めるように見つめているのがわかる。

「ふふっ……俊介さんのこれ、切なそうに張りつめてますよ。もう、イキたいんですか?」
 わたしは唾液と先走りでドロドロになった口元を拭いもせず、先輩にささやく。
 もう、先輩もあまり余裕はなさそうだった。
 わたしのストロークに合わせて甘くうめきながら、わたしの与える刺激を貪欲に受け止めようとしていた。

「ああっ……もう、イキそうなんですね。わたしの顔に、顔に、いっぱいかけてください……俊介さん。」
 わたしは口を離し、右手でペニスを扱きながら、物欲しそうな顔で先輩を見上げる。
「ううっ……んんっ! でっ……でも、汚れちゃうよ。」
 先輩が苦し気に、絞り出すような声で私に言った。

 だが、恵梨の目の前で先輩に汚され、白濁に塗れることがわたしの望みだった。
 今夜、わたしは恵梨の前で、限界まで淫らになるのだ。
「……汚して……先輩の牡くさい精液で、わたしをいっぱい汚して……。」
 わたしはビクビクと震える目の前のペニスに、誘いをかける。
 そして、わたしの誘いで先輩が限界に達した。

 大きなペニスが大きく脈動して、熱い白濁が顔いっぱいに降り注いでくる。
「ああん、すごく熱い……もっと……もっとかけて!」
 戸の隙間から見ている恵梨に聞こえるように、わたしは淫らに声をあげて、先輩に射精をねだる。
 
 そして、わたしは先輩のペニスを扱きながら、顔に塗りたくるようにして粘り気のきつい精液を何度も浴びた。先輩のペニスが脈打つたびに、熱い塊のような白濁が容赦なくわたしの顔にむけて降り注ぐ。

 激しい射精が落ち着くと、わたしの顔や胸は先輩の白濁にまみれてドロドロになっていたが、わたしはそれを拭いもせず、敏感になっている先輩のペニスを咥えて、尿道に残る精液を音を立てて吸い上げる。
 先輩のペニスはすぐに硬さを取り戻すと、すぐにでも次が出来そうな状態にもどった。

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