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復讐の味は甘い果実に似て
第5章 表と裏 ~明日香の告白~
長い射精が終わると、わたしは壁にもたれてへたり込んでしまった浩二の隣に座って、体を寄せた。
足には浩二の精液をつけたままだ。
すぐにティッシュで拭き取ったりはしない。
浩二が見たいだけ、見せてあげたい。
案の定、浩二はチラチラと、申し訳なさそうに白濁にまみれたわたしの足に視線をやっている。
もう、かわいいなあ、と抱きしめてあげたくなる。
遠慮しないで。
あなたが精液を浴びせたわたしの足、もっと見て。
興奮したら、また、いっぱい射精させてあげるから。
わたしは浩二の興奮を邪魔しないように、何も話さずに、浩二の体に頬をすり寄せた。
しばらくして、衝動が落ち着いたらしい浩二が、突然、わたしに謝ってきた。
「……ごめんな。最低な彼氏で。」
浩二が何故、謝るのかがわからなかった。
わたしが先輩にイカせられるところを想像して、オナニーしてくれたのもうれしい。
わたしの足でイってくれたのもうれしかったのに。
きょとんとしているわたしに、浩二が言葉を続ける。
「だって、彼女が他人とセックスしてるとこオカズにオナニーとか、彼氏として最低だろ。もう、自分で何考えてんだ、って何回も思ったのに、なぜか興奮するんだ。昨日、ベッドの中で、ああ、今、明日香があの人とセックスしてるんだって思ったら、ものすごく興奮してきて、右手が止まらなくなって、何回も何回も……。」
浩二は最後には泣きそうな顔をしながら、切々とわたしに言った。
ああ、浩二は彼氏として、自分の衝動が許せないと思っているんだ。
だけど、浩二、もう苦しまなくていいんだよ。
あなたの衝動は全部、わたしが受け止めてあげるから。
足には浩二の精液をつけたままだ。
すぐにティッシュで拭き取ったりはしない。
浩二が見たいだけ、見せてあげたい。
案の定、浩二はチラチラと、申し訳なさそうに白濁にまみれたわたしの足に視線をやっている。
もう、かわいいなあ、と抱きしめてあげたくなる。
遠慮しないで。
あなたが精液を浴びせたわたしの足、もっと見て。
興奮したら、また、いっぱい射精させてあげるから。
わたしは浩二の興奮を邪魔しないように、何も話さずに、浩二の体に頬をすり寄せた。
しばらくして、衝動が落ち着いたらしい浩二が、突然、わたしに謝ってきた。
「……ごめんな。最低な彼氏で。」
浩二が何故、謝るのかがわからなかった。
わたしが先輩にイカせられるところを想像して、オナニーしてくれたのもうれしい。
わたしの足でイってくれたのもうれしかったのに。
きょとんとしているわたしに、浩二が言葉を続ける。
「だって、彼女が他人とセックスしてるとこオカズにオナニーとか、彼氏として最低だろ。もう、自分で何考えてんだ、って何回も思ったのに、なぜか興奮するんだ。昨日、ベッドの中で、ああ、今、明日香があの人とセックスしてるんだって思ったら、ものすごく興奮してきて、右手が止まらなくなって、何回も何回も……。」
浩二は最後には泣きそうな顔をしながら、切々とわたしに言った。
ああ、浩二は彼氏として、自分の衝動が許せないと思っているんだ。
だけど、浩二、もう苦しまなくていいんだよ。
あなたの衝動は全部、わたしが受け止めてあげるから。