この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
銀行員 有田雄一、私は「女」で出世します
第10章 奇跡の逆転ホームラン!

どうして、こんな「ご褒美」のようなものが送られてきたのか?心当たりは……あっ、あの時、目標カードを落としたのか…だけど、そんなことは言えない。どう切り抜けようかと思い巡らしている時、何故だか分らないが、「上手くいった時は、説明なんて適当でいいんだ」と、いつかエロ坊主の河口光道が言っていたことを思い出した。

よし、こうなりゃ、口から出任せだ!と腹を括った有田は、「実は何度訪問しても、事務長に会えないので、その時間を使って浅丘流舞踊教室に入門しまして、そこのお師匠さんにお願いしました。そうしたら、『何か資料はないか?』と言われたので、目標カードのコピーをお渡ししました」とデタラメを並べた。

「お師匠さんの名前は?」

支店長の目がジロッと動き、榎本課長はゴクッと唾を飲み込んだ。

「確か、浅丘、浅丘正巳さんだったと思います」
「何だと、それはお家元だぞ!」

それから、てんやわんや。支店長と副支店長は本店にすっ飛んで行き、榎本課長は「お前はいったい何者なんだ?」と呆れ返っていた。
/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ