この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
銀行員 有田雄一、私は「女」で出世します
第3章 エロ坊主、河口光道

「それでも、本堂に一人呼び出されば、怖じ気づく母親もいる。だが、そこからが河口の頭のいいところさ。『セックスしよう』なんて言いやしない。『仏の前で、胸にしまってある悩みや思いを全て吐き出しましょう。そうすれば、心の平安が訪れます』なんて言って、相手の警戒心を解くんだ。それから、『お嬢様に学園の鍵を差し上げましょう』、こう言われたら、断れないだろう?」
「はあ、なるほど、頭がいいですね」
「まあ、よくも悪知恵が働くというか、面の皮が厚いっていうか。母親なら、理事長に呼び出されても、そこで何があったかなんて、誰も喋らないから、無罪ってことよ」

小鹿はもう一度「酷でえ奴だ」と吐き捨てるように言って、盃をグイッと飲み干した。

しかし、これが本当なら、小鹿の言う通り、河口光道はトンでもないエロ坊主だ。

/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ