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銀行員 有田雄一、私は「女」で出世します
第3章 エロ坊主、河口光道
「理事長先生、娘は、娘は本当に大丈夫なんですよね?」
「ああ、1年間、学費免除の特待生ですよ」
「本当ですね?」
「ウソはつかない。明日、小学校宛に書留で通知しますから」
「そ、そうですか……では、よ、よろしくお願いします……」

その言葉を待っていたかのように、男は腰をグイッと前に突き出した。

「入れちまったな……」

これ以上見るのは忍びない。二人は顔を引っ込めた。そして、しばらくすると、「お、お、おお、うっ!うっ!…」と男が唸り声を上げ、本堂は静かになった。

「終わったな…」と小鹿がため息をつけば、「そうみたいですね…」と有田も息を吐いた。もう待つ必要はない。小鹿は「じゃあ、行くか」と立ち上がると、「ご住職、ご住職、どちらにいらっしゃいますか?」と大きな声で呼びながら、仏像の影から表に出て行った。

「あ、いや、ま、待ってくれ…」と男の慌てる声に続き、「いやーー」と女性の悲鳴が本堂に響き、バタバタと外に駆けていく音が聞こえてきた。
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