この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
銀行員 有田雄一、私は「女」で出世します
第5章 銀行との取引も、「男と女」も、決め手は「好き・嫌い」

「名前は?」
「へへへ、幸一朗(こういちろう)。私の『雄一(ゆういち)』の『一(いち)』、ワイフの『幸枝(さちえ)』の『幸(さち)』を『こう』と読んで、それから朗らかになって欲しいから『朗(ろう)』、全部あわせて、朗らかに一番幸せになって欲しい、そんな名前さ」
「よく考えたものね」

褒められた有田はハイボールをぐっと飲み干した。

「泊まっていくでしょう?」
「いいの?」
「当たり前よ。1週間振りなんだから」

ママはカウンターの片付けを始めていた。

「え、もう閉めちゃうの?」
「どうせ今夜は誰も来ないし、ね、あ、り、た、さん?ふふふ」

そう言われてしまえば、有田も店じまいを手伝わねばならない。スツールを並べ直すと、表の看板のライトを消した。
/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ