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銀行員 有田雄一、私は「女」で出世します
第1章 スナックのママ
≪一夜明けて≫
気がつくと、朝になっていた。
え、あ、そうか。そうだった…有田は裸だった。隣ではママも裸のまま寝ていた。
「ゆっくり飲みましょうよ」とママは言ったが、最初からそんなつもりはなかった。午前0時過ぎ、同じビルの3階にあるママの部屋に上がると、そのままベッドに倒れ込み、後はお決まりのコース。裸になってセックス、そのまま眠ってしまった。
大学時代は競技ダンス部に属し、結婚前までは色々な女と遊んでいたが、結婚してからは、浮気はおろか、風俗にも行ってなかったので、こういうことは久々だった。
ああ、気持ちいい、目が覚める…有田が浴室で熱いシャワーを浴びていると、ママも入ってきた。明るいところで見ても、中々の美人だった。だが、乳房の垂れ具合、下腹部の膨らみから、どう見ても40歳は超えている。
ご機嫌かと思いきや、「全く…」と有田の顔を見るなり、肘でついてきた。
「えっ?」
「3度もよ。疲れちゃった」
有田からシャワーヘッドを引ったくり、体を流す様子は、まるで駄々っ子のようだ。
「へへ、ママって可愛い」
有田がお尻を触ると、ママは「何よ、これがいけないのよ」とペニスをギュッと握ってきた。
「あ、痛たた…」
有田も調子を合わせ、大袈裟に痛がる真似をして遊んでいると、ピンポン、ピンポンとインターフォンの鳴る音が聞こえてきた。
「あらら、来ちゃった…」
「誰が?」
「うちのダンナよ」
ママは笑ってそう言ったが、有田はドキッとすると共に、顔が青ざめていた。
「だ、ダンナって…」
「だから、ダンナよ。それ以外にいる?」
思わせぶりな物言い、「ダンナ」とはいったい誰れなんだ?
気がつくと、朝になっていた。
え、あ、そうか。そうだった…有田は裸だった。隣ではママも裸のまま寝ていた。
「ゆっくり飲みましょうよ」とママは言ったが、最初からそんなつもりはなかった。午前0時過ぎ、同じビルの3階にあるママの部屋に上がると、そのままベッドに倒れ込み、後はお決まりのコース。裸になってセックス、そのまま眠ってしまった。
大学時代は競技ダンス部に属し、結婚前までは色々な女と遊んでいたが、結婚してからは、浮気はおろか、風俗にも行ってなかったので、こういうことは久々だった。
ああ、気持ちいい、目が覚める…有田が浴室で熱いシャワーを浴びていると、ママも入ってきた。明るいところで見ても、中々の美人だった。だが、乳房の垂れ具合、下腹部の膨らみから、どう見ても40歳は超えている。
ご機嫌かと思いきや、「全く…」と有田の顔を見るなり、肘でついてきた。
「えっ?」
「3度もよ。疲れちゃった」
有田からシャワーヘッドを引ったくり、体を流す様子は、まるで駄々っ子のようだ。
「へへ、ママって可愛い」
有田がお尻を触ると、ママは「何よ、これがいけないのよ」とペニスをギュッと握ってきた。
「あ、痛たた…」
有田も調子を合わせ、大袈裟に痛がる真似をして遊んでいると、ピンポン、ピンポンとインターフォンの鳴る音が聞こえてきた。
「あらら、来ちゃった…」
「誰が?」
「うちのダンナよ」
ママは笑ってそう言ったが、有田はドキッとすると共に、顔が青ざめていた。
「だ、ダンナって…」
「だから、ダンナよ。それ以外にいる?」
思わせぶりな物言い、「ダンナ」とはいったい誰れなんだ?