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銀行員 有田雄一、私は「女」で出世します
第8章 縄秀と看護師
≪まるでけん玉!≫

「全く、何をやらせるんだよ」

有田はぶつくさ言いながらシャワーを浴びていた。

「どうしたの?」

脱衣所から声がした。風間さんは汚れた下着を着替えているようだ。

「あの、さっきはごめんなさい」
「ふふふ、いいのよ、お遊びだから」

硝子戸を挟んで、どちらも「加害者」兼「被害者」。

「ねえ、もう一度見せてくれない?」
「え、何を?」
「ふふふ、分っているじゃない」

大人の禅問答に有田も釣られて笑い出した時、ガラッと硝子戸が開いて彼女が素っ裸で入ってきた。

「私もシャワーを浴びさせて」
「あ、いや…」

別に恥ずかしがることではないが、看護師と言えば「白衣の天使」、その天使の大胆な振る舞いに、有田は気圧され、湯船に飛び込んだ。

「はあ、気持ちいい…」

頭からシャワーを浴びる風間さんから「黄害」が洗い流されていく。

「あ、いや、ごめんなさい」

有田は改めて謝ったが、風間さんは怒っている様子もなく、「浣腸したのが私だから、おあいこ。でも、あれにはちょっぴり負けたかな」と笑っている

流れ落ちる湯で光る乳房は少し垂れてはいるが、吊り鐘形。掴みたくなる。腰回りには年相応に肉がついているが、丸みは魅力的。だが、股間にあるべき陰毛がない!
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