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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第21章 魔導戦士の決意と白魔道士の告白
長かった一週間の終わり。


明日からの結婚式の準備を終え、少しだけネトゲ世界へ行く。


ミツキさんはまだか…先週、あんな話をしちゃって気まずいけど会いたかったなぁ。
ネットにハマるのが怖くて(顔も本名も何も知らない同性のネドゲ友達を好きになりすぎるのが)リアルでミツキさんと同じ気持ちになれる人探そうと思って、課長のことを好きだって気づいたのに、ほぼ失恋決定。

ミツキさんに癒されたいーー…。


『ソラ兄こんばんわ♡』

『レナちゃん、一週間ぶり』

『ソラ!このクエ行こうぜ』

コウさんに誘われる。
気分的に話したいだけなんだけど、一応ゲームだしね…。

コウさんとレナちゃんの3人でクエストへ向かう。


『あれからミツキと何か話した?』

『話してないですよ。あれ以来ログインできなかったので』

『そうか…実はあの後、ミツキからメールあってさ』

『そうなんですか!?』

『俺はミツキをイタズラにからかったりする奴は許さないけど、そうじゃなくてならネトゲ内だろうが、恋愛もありだと思う』

『てか、アイツ…リアルでもうまくいかないし、ネトゲ内でもうまくいかないとかでかなり落ちてるから励ましてやって』
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