この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第2章 金曜日の楽しみ
ミツキさんの他にも何人か知り合いがいて、会うたびに話をしながらショップまで並んで歩く。
パソコンの横に置いたコンビニの袋からパンを取り出し、片手でタイピング、もう片手で食べる。
ネトゲの楽しいところは戦闘もそうなんだけど、全く見ず知らずの人とくだらない話や少しだけリアルな話をチャットでできるところだ。
特にアラサーになってから、大学生とか若い子と絡む機会ないし、それはそれで楽しい。
ショップで100個近くのアイテムを売った。
『2,500ギルか。新しい武器は買えそうにないな。』
『ですね。あ、それならこれなんてどうでしょう?』
ミツキさんが手に取った(実際は武器、防具一覧から買えそうなものを選んで、チャットへ入力)ものは魔法防御が3上がる腕輪。
『へー。いいね、それ買おうかな。』
ショップ店員に話しかけ、腕輪を装備する。
エメラルドグリーンに近い色でゴールドの模様(魔法を跳ね返す言葉のような)が入っている。
『ソラさん、ソラさん』
ミツキさんが自分の腕を見せてくる。
『実はそれ…私とオソロなんですよ』
と画面の中の可愛らしい女の子が照れたような仕草をしたかのように見えた。
パソコンの横に置いたコンビニの袋からパンを取り出し、片手でタイピング、もう片手で食べる。
ネトゲの楽しいところは戦闘もそうなんだけど、全く見ず知らずの人とくだらない話や少しだけリアルな話をチャットでできるところだ。
特にアラサーになってから、大学生とか若い子と絡む機会ないし、それはそれで楽しい。
ショップで100個近くのアイテムを売った。
『2,500ギルか。新しい武器は買えそうにないな。』
『ですね。あ、それならこれなんてどうでしょう?』
ミツキさんが手に取った(実際は武器、防具一覧から買えそうなものを選んで、チャットへ入力)ものは魔法防御が3上がる腕輪。
『へー。いいね、それ買おうかな。』
ショップ店員に話しかけ、腕輪を装備する。
エメラルドグリーンに近い色でゴールドの模様(魔法を跳ね返す言葉のような)が入っている。
『ソラさん、ソラさん』
ミツキさんが自分の腕を見せてくる。
『実はそれ…私とオソロなんですよ』
と画面の中の可愛らしい女の子が照れたような仕草をしたかのように見えた。