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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第24章 10年越しの告白と訪問者
稲葉課長が佐倉を連れ去ったーーー。
その衝撃的な光景を不思議な気持ちで見ていた。
ホント不思議な気持ち。
唖然としたような、納得したような何とも言えない複雑な気持ち。
「すいませーん。唐揚げ一つ下さい。」
そんな俺の心情なんて気にしてない様子の元凶が呑気に飲みながら食べ物を注文する。
「なあ、何でお前が稲葉課長と一緒にいたわけ?」
接点なんかないし、そこが本当にわからない。
「いや…俺もよくわかんねえけど、居酒屋の前でウロウロしててさ、入らないのかって聞いたら知り合い探してるだけだからって言ってて、何か焦ってるようで放っておけなかったから話し聞いたら、兄貴探してたからさ。」
え、何で俺が課長に探されてるの?
やっぱり佐倉のこと?
佐倉は課長が浅倉主任を好きだって言ってたけど、俺にしたら絶対に佐倉のこと好きなんだと思うけど…アイツ鈍いしな。
「ねえ、さっきのが兄貴の好きな佐倉さん?たしかゲーム好きなんだっけ?」
「宏太、本当にゲーム好きな人のことはよく覚えてるのな。」
「今はわからないけど、昔はよくやってたよ。ほら、お前もやぅてるようなやつ。」
「オンライン?」
「そうそう。ネトゲ。よくやってたらしいよ。」
「へー。それはぜひ話してみたい。でもあの調子だと今日は帰って来なそうだな?」
マジで年下のくせに、生意気だ!!
嫌なこと言うんじゃねえよ。
その衝撃的な光景を不思議な気持ちで見ていた。
ホント不思議な気持ち。
唖然としたような、納得したような何とも言えない複雑な気持ち。
「すいませーん。唐揚げ一つ下さい。」
そんな俺の心情なんて気にしてない様子の元凶が呑気に飲みながら食べ物を注文する。
「なあ、何でお前が稲葉課長と一緒にいたわけ?」
接点なんかないし、そこが本当にわからない。
「いや…俺もよくわかんねえけど、居酒屋の前でウロウロしててさ、入らないのかって聞いたら知り合い探してるだけだからって言ってて、何か焦ってるようで放っておけなかったから話し聞いたら、兄貴探してたからさ。」
え、何で俺が課長に探されてるの?
やっぱり佐倉のこと?
佐倉は課長が浅倉主任を好きだって言ってたけど、俺にしたら絶対に佐倉のこと好きなんだと思うけど…アイツ鈍いしな。
「ねえ、さっきのが兄貴の好きな佐倉さん?たしかゲーム好きなんだっけ?」
「宏太、本当にゲーム好きな人のことはよく覚えてるのな。」
「今はわからないけど、昔はよくやってたよ。ほら、お前もやぅてるようなやつ。」
「オンライン?」
「そうそう。ネトゲ。よくやってたらしいよ。」
「へー。それはぜひ話してみたい。でもあの調子だと今日は帰って来なそうだな?」
マジで年下のくせに、生意気だ!!
嫌なこと言うんじゃねえよ。