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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第26章 夜のデート…練習
どこを見ていいかわからずーー…。
窓の外を見る。
流れる景色を見ながら、そういえば最後の彼氏は大学生のときの同級生でドライブデートは初めてということに気づいた。
「…課長は、ドライブデートってしたことあるんですか?」
何となく聞いてみたくなった。
「…まぁ…昔、一度だけあるかな。」
だったら、練習なんて必要ないんじゃない?
何で今、課長と二人でいるんだろ…練習じゃなかった?
「何で練習する必要ないドライブをしてるんだろ?って思った?」
「…思いました。」
赤信号で停まると私の方を振り向く。
「だって、これは練習じゃないからね。本当は明日の朝からの予定だったけど…俺が彩華とデートしてみたくなったの。」
「え…何で…?」
驚いて思わず出てしまった声に課長は一瞬だけ子供のような拗ねた顔を見せた。
信号が青に変わったタイミングで課長の左手と私の右手が繋がれる。
しかもさっきと同じ、指を絡める繋ぎ方。
「今だけは彼女役じゃなくて、俺の彼女でいてよ。こういうことするのも久々で彩華だから…彩華といると楽しいから、嫌じゃなければだけど。」
そんなのーー…嫌なわけ、ないじゃない。
窓の外を見る。
流れる景色を見ながら、そういえば最後の彼氏は大学生のときの同級生でドライブデートは初めてということに気づいた。
「…課長は、ドライブデートってしたことあるんですか?」
何となく聞いてみたくなった。
「…まぁ…昔、一度だけあるかな。」
だったら、練習なんて必要ないんじゃない?
何で今、課長と二人でいるんだろ…練習じゃなかった?
「何で練習する必要ないドライブをしてるんだろ?って思った?」
「…思いました。」
赤信号で停まると私の方を振り向く。
「だって、これは練習じゃないからね。本当は明日の朝からの予定だったけど…俺が彩華とデートしてみたくなったの。」
「え…何で…?」
驚いて思わず出てしまった声に課長は一瞬だけ子供のような拗ねた顔を見せた。
信号が青に変わったタイミングで課長の左手と私の右手が繋がれる。
しかもさっきと同じ、指を絡める繋ぎ方。
「今だけは彼女役じゃなくて、俺の彼女でいてよ。こういうことするのも久々で彩華だから…彩華といると楽しいから、嫌じゃなければだけど。」
そんなのーー…嫌なわけ、ないじゃない。