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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第28章 同級生であり同期でもある人からのお節介
「は?マジ?」
「早くどうにかしないと、お姫様が他の人に取られちゃうかもよ?」
その一言がきっかけで、俺は絶賛ストーカー真っ只中。
気づいたら静岡市内を車で走っていた。
もちろん結婚式場も実家がどの辺りにあるのかも、浜松という手掛かり以外ないからわからない。
車を停められそうなパーキングを駅近で探し、車を停めた。
20時前。
朝イチで出かけたってことは式は午前中?
今は友達といたりする?
当てもなく駅の近くを歩いていた。
『安岡』
思わず聞こえた方を振り返ると、俺の知ってる安岡ではなかったけど…何となく声をかけてみようかと思った。
友達らしき人たちがいなくなるのを見届けてから、俺は見ず知らずのヤツに近づいて声をかけた。
「物凄く変なこと聞きますけど、さっき、安岡って呼ばれてましたよね?安岡宏樹って知ってます?」
本当に後から思うにかなり怪しいヤツだったと思うよ、俺。
「…兄ですけど。」
それからは他人でもわかる程度の事情を話し、安岡がいる場所ならだいたいわかるということで、すぐそばの居酒屋に一緒に入った。
ストーカー紛いの怪しい言動だった俺の予感は的中。
彩華と安岡は一緒にいた。
安岡には悪いけど…彩華だけは誰にも渡せない。
「早くどうにかしないと、お姫様が他の人に取られちゃうかもよ?」
その一言がきっかけで、俺は絶賛ストーカー真っ只中。
気づいたら静岡市内を車で走っていた。
もちろん結婚式場も実家がどの辺りにあるのかも、浜松という手掛かり以外ないからわからない。
車を停められそうなパーキングを駅近で探し、車を停めた。
20時前。
朝イチで出かけたってことは式は午前中?
今は友達といたりする?
当てもなく駅の近くを歩いていた。
『安岡』
思わず聞こえた方を振り返ると、俺の知ってる安岡ではなかったけど…何となく声をかけてみようかと思った。
友達らしき人たちがいなくなるのを見届けてから、俺は見ず知らずのヤツに近づいて声をかけた。
「物凄く変なこと聞きますけど、さっき、安岡って呼ばれてましたよね?安岡宏樹って知ってます?」
本当に後から思うにかなり怪しいヤツだったと思うよ、俺。
「…兄ですけど。」
それからは他人でもわかる程度の事情を話し、安岡がいる場所ならだいたいわかるということで、すぐそばの居酒屋に一緒に入った。
ストーカー紛いの怪しい言動だった俺の予感は的中。
彩華と安岡は一緒にいた。
安岡には悪いけど…彩華だけは誰にも渡せない。