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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第28章 同級生であり同期でもある人からのお節介
「それはまだ駄目。俺自身の問題なんだ。」


ソラさんを好きだっていう自覚はある。
例え…同性でも、彼の人柄が好きだ。
もしかしたら、俺と同じ中身との性別が逆かもしれないという淡い期待がないわけでもない。


「それにプロジェクト始まったばかりで同じチーム内で、あまり良くないだろ。仕事に私情挟むわけじゃないけど、絶対影響すると思うし…言うのはこのプロジェクト終わったらって決めてるんだ。」

浅倉にソラさんのことはもちろん言ってない。
現実主義者の浅倉にネットの世界の人を好きかもと言った日には説教?が待っている。

「康之ってホント昔から頭固いよね。二人が付き合ったところでチーム内に悪影響ばかりじゃないでしょ。まあたしかに、同じチーム内で残念な結果になる人もいるけど。」

「は?そんな奴いるか?」

「忘れたの?あんたが飲み会の時に珍しく絡んだ原因。」

そう言われて初めて、安岡のことを思い出した。

「安岡くん、佐倉さんと高校の同級生なんだって。しかも、今日、二人共通の友人の結婚式で浜松に行ってるらしいよ。」
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