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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第31章 【小話2】とある日の大学生3人組
「おまっ、気配なく来たらこえーよ!」

「ごめん、ごめん。怜奈もよくさ、好きなの気づいてもらえなくてツライ!って言ってるよね?」

「ま、まあね…ってあたしのことはどうでもいいの!今はミツキ姉さんとソラ兄のことだよ。」

へえ。意外と好きなのに気づいてもらえないってこと、多いんだな。
兄貴もそうだけど、まさか怜奈もか。

「だから、たぶん…ミツキ姉さんはリアルがツラくてソラ兄の方にいっちゃったんだよ。ソラ兄はミツキ姉さんに懐いてたしね。」


それはそうだとしてもミツキは男なんだろ?
リアルで好きなヤツも男なのか!?


「ところで、宏ちゃんは好きな人いないの?」

「は?俺?んなもんいねー。つうか20年生きてていたかどうかも怪しいかも…。」

「はぁ?そーなの?まさか、唯斗の他にもそんな人いるなんて…。」

「あ、でも…。」

俺は最近会った人を思い出した。

「好きかどうかは別として、綺麗な人だなって思う人はいる。まあ、ものすごいイケメンと親しい関係みたいだけどな。」

兄貴が佐倉さんを好きな気持ちも今ならわかる…かも?
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