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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第4章 休日返上とご褒美ランチ
疲れた身体にアルコールが効いたのか、精神的にダメージくらったからか、ミツキさんからの返事を確認することなく眠りについてたらしい。
プルルルル
とスマホの着信音に目が覚めた。
「…はい」
「佐倉さんっ!大変ですっっっ」
電話越しに聞こえたのは入社2年目の金井さん。
泣きそうに縋るように話す彼女からの内容はこうだった。
「実は昨日作ったプレゼン資料の金額が一桁間違っていて…稲葉課長が帰った後で月曜のプレゼンにつかうものだから、早く行って直そうと思ってたら、さっき稲葉課長から先方の希望で今日に変更してくれって言われたそうで、課長自ら行ってくれるんですが、間違ったままの資料持って行ってしまって……。」
うん。何だか大変なことになったということはわかった。
「急ぎで直してるんですが、一人じゃ終わらなくて。」
「わかった。とりあえず金井さんは落ち着いて作業続けて。私も今から行って手伝うから。先方との約束は何時だって?」
「たしか10時半って言ってました。」
今は8時前。
うん、間に合う。
プルルルル
とスマホの着信音に目が覚めた。
「…はい」
「佐倉さんっ!大変ですっっっ」
電話越しに聞こえたのは入社2年目の金井さん。
泣きそうに縋るように話す彼女からの内容はこうだった。
「実は昨日作ったプレゼン資料の金額が一桁間違っていて…稲葉課長が帰った後で月曜のプレゼンにつかうものだから、早く行って直そうと思ってたら、さっき稲葉課長から先方の希望で今日に変更してくれって言われたそうで、課長自ら行ってくれるんですが、間違ったままの資料持って行ってしまって……。」
うん。何だか大変なことになったということはわかった。
「急ぎで直してるんですが、一人じゃ終わらなくて。」
「わかった。とりあえず金井さんは落ち着いて作業続けて。私も今から行って手伝うから。先方との約束は何時だって?」
「たしか10時半って言ってました。」
今は8時前。
うん、間に合う。