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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第42章 彼シャツとありえない間違い
緊張しながら、手を引かれたまま歩き、先ほども見たタワーマンションに到着した。
「今日は泊まって」と再び言われ、帰りたくないのは事実だから、頷いて必要最低限のものを買うために途中でコンビニへ寄った。
エントランスのロックを解除し、中へ入る。
オートロックのマンションなんて初めて入るから緊張する……。
私の家だってここよりさらに会社には近いけどオートロックではないし、マンションでも一番低い5階建だ。
エレベーターが来ると、15階のボタンを押した。
15って……うちよりも10階以上高い。
それだけでもう緊張感が増す。
点滅していく数字がだんだんと15に近づくたび、ドキドキしている鼓動が速くなっていくーー。
ポーンーー
とドアが開くと繋いでる手に少しだけ力が入るのがわかった。
お互い喋らないまま、歩いて行き、端の方の部屋の前で止まった。
ピッとカードキーで解錠すると「どうぞ」と言われ、ドアが開く。
「お、お邪魔します」
中へ入ると、私の想像なんて遥かに超えた広すぎるリビングへ案内される。
置いてるものが少なめできちんと整理整頓された物凄く綺麗な部屋。
「座ってていいよ」
と言うと別の部屋へと行ってしまった。
とりあえず……ソファの端っこに座ってみた。
本革の沈み具合が絶妙な高級そうなソファ。
住む世界が違いすぎるーー。
ネトゲ歴10年以上のオタク要素強いのを必死で隠してる私なんかが彼女でいいのか不安になってきた。
「今日は泊まって」と再び言われ、帰りたくないのは事実だから、頷いて必要最低限のものを買うために途中でコンビニへ寄った。
エントランスのロックを解除し、中へ入る。
オートロックのマンションなんて初めて入るから緊張する……。
私の家だってここよりさらに会社には近いけどオートロックではないし、マンションでも一番低い5階建だ。
エレベーターが来ると、15階のボタンを押した。
15って……うちよりも10階以上高い。
それだけでもう緊張感が増す。
点滅していく数字がだんだんと15に近づくたび、ドキドキしている鼓動が速くなっていくーー。
ポーンーー
とドアが開くと繋いでる手に少しだけ力が入るのがわかった。
お互い喋らないまま、歩いて行き、端の方の部屋の前で止まった。
ピッとカードキーで解錠すると「どうぞ」と言われ、ドアが開く。
「お、お邪魔します」
中へ入ると、私の想像なんて遥かに超えた広すぎるリビングへ案内される。
置いてるものが少なめできちんと整理整頓された物凄く綺麗な部屋。
「座ってていいよ」
と言うと別の部屋へと行ってしまった。
とりあえず……ソファの端っこに座ってみた。
本革の沈み具合が絶妙な高級そうなソファ。
住む世界が違いすぎるーー。
ネトゲ歴10年以上のオタク要素強いのを必死で隠してる私なんかが彼女でいいのか不安になってきた。