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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第47章 リア充でもネトゲはやめられない
『ソラさんは? 前に言ってた人とは?』
『実は、付き合うことになったんです』
『そうなんですね! おめでとうございます』
『……ありがとうございます』
『何かありました? 』
『特に彼と何かあったわけじゃないんです。僕…私の気持ちというか…』
『彼が誰から見ても完璧すぎる人で…本当に私で良かったのかって考えちゃうんです。私の上司にあたる方なんですけど、仕事もできるし、部下のことをよく考えてくれるし、本当に申し分ない人なんです。私なんて日常の一部になりつつあるネトゲのことも言えてなくて…』
ミツキさんの反応がなくて…やっちゃった感が満載。
リアルをしゃべりすぎた?
ミツキさん、そういうのはあまり好きじゃないって言ってたっけ。
『ソラさんの彼がどう思うかはわからないですが、まあこのゲームのことはいずれは話した方がいいですよね。俺なら彼女が秘密にしてたことを勇気だして話してくれたことなら、否定はしないですよ』
ミツキさんは本当に優しい。
『ミツキさん、ありがとうございます。やっぱり、ミツキさん好きだな』
『ありがとうございます。俺もソラさんのこと好きだよ』
声も顔もわからないのに、ミツキさんが男口調になると勝手に脳内で課長に変換されて、一人で悶えていた。
これが後々赤面どころじゃない恥ずかしさに気づくのはまだ少し先。
『実は、付き合うことになったんです』
『そうなんですね! おめでとうございます』
『……ありがとうございます』
『何かありました? 』
『特に彼と何かあったわけじゃないんです。僕…私の気持ちというか…』
『彼が誰から見ても完璧すぎる人で…本当に私で良かったのかって考えちゃうんです。私の上司にあたる方なんですけど、仕事もできるし、部下のことをよく考えてくれるし、本当に申し分ない人なんです。私なんて日常の一部になりつつあるネトゲのことも言えてなくて…』
ミツキさんの反応がなくて…やっちゃった感が満載。
リアルをしゃべりすぎた?
ミツキさん、そういうのはあまり好きじゃないって言ってたっけ。
『ソラさんの彼がどう思うかはわからないですが、まあこのゲームのことはいずれは話した方がいいですよね。俺なら彼女が秘密にしてたことを勇気だして話してくれたことなら、否定はしないですよ』
ミツキさんは本当に優しい。
『ミツキさん、ありがとうございます。やっぱり、ミツキさん好きだな』
『ありがとうございます。俺もソラさんのこと好きだよ』
声も顔もわからないのに、ミツキさんが男口調になると勝手に脳内で課長に変換されて、一人で悶えていた。
これが後々赤面どころじゃない恥ずかしさに気づくのはまだ少し先。