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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第48章 泣かせないでくださいよ
試作品も完成し、12月に入った今日からクリスマスへ向けて営業開始。
いつもの営業とはやや違って、宣伝に回る方が近い。
プロジェクトの営業担当は俺と稲葉課長。
佐倉のことがあってから、課長と二人になるのは初めて。
仕事に私情挟むわけじゃないけど、何となく気まずい……。
「安岡、どこかで昼飯でも食おうか」
「そうですね」
俺たちは近くにある和定食の店に入った。
課長と営業を回るのは新人以来で久々だ。
話の仕方とか相手を惹きつける話術みたいなものは俺なんかとは比べ物にならない。
さすがは、トップをキープしているだけある。
今じゃほとんど外回りしてないのにさすがとしか言いようがない。
「こうして一緒に外回りしてると安岡が新人の頃を思い出すな」
「そーですね。あの頃の俺は…」
「緊張してるのが丸わかり。ガチガチに固まってたよな。それに比べたら、堂々としてて、雰囲気も親しみやすいし、成績も良いのが納得だな」
そう言って笑う課長は女じゃなくても男までも惹きつける感じ。
そりゃあ、モテるわけだ。
いつもの営業とはやや違って、宣伝に回る方が近い。
プロジェクトの営業担当は俺と稲葉課長。
佐倉のことがあってから、課長と二人になるのは初めて。
仕事に私情挟むわけじゃないけど、何となく気まずい……。
「安岡、どこかで昼飯でも食おうか」
「そうですね」
俺たちは近くにある和定食の店に入った。
課長と営業を回るのは新人以来で久々だ。
話の仕方とか相手を惹きつける話術みたいなものは俺なんかとは比べ物にならない。
さすがは、トップをキープしているだけある。
今じゃほとんど外回りしてないのにさすがとしか言いようがない。
「こうして一緒に外回りしてると安岡が新人の頃を思い出すな」
「そーですね。あの頃の俺は…」
「緊張してるのが丸わかり。ガチガチに固まってたよな。それに比べたら、堂々としてて、雰囲気も親しみやすいし、成績も良いのが納得だな」
そう言って笑う課長は女じゃなくても男までも惹きつける感じ。
そりゃあ、モテるわけだ。