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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第52章 彼氏と彼氏の友達
23時ーー
電車で来てる人たちもいるから、そろそろお開きにすることにした。
夏奈ちゃん含めた子供達は既に眠りについている。
「じゃあ、稲葉くん、彩華ちゃん仲良くねー! 」
私たちは徒歩で帰れるから、みんなと店で別れてから駅とは反対方向へ向かった。
「今日は突然誘ってごめんね」
いつものように手を繋いだ課長が申し訳なさそうに言う。
「いえいえ、康之さんの高校時代とか知れたし、夏奈ちゃんにも癒されたし、大満足です」
「彩華が子供好きとか兄弟たくさんいるとか、俺も知らなかったことを知れて良かったかな」
「康之さんは子供好きですか? 」
「好きだよ。もうすぐ2歳の甥っ子がいるからね。二つ下の妹の子なんだ」
「その甥っ子さんとはよく会うんですか? 」
「実家近くで住んでるから帰れば会うよ。そういえば、彩華は実家に帰ったりしないの? 」
忘れていた電話の内容を思い出した。
一人暮らしを始めてから毎年欠かさず年末年始は実家で過ごしている。
「…母からは電話があったんですけど…」
今年というか来年始めは課長と一緒に過ごしたいなとも思う。
初詣とか一緒に行ってみたいし。
「そっか。もしさ、帰るなら…実家まで送ってあげるよ」
休日は少しでも長く一緒にいたいから、と言われ…私も同じ気持ちだし、甘えてみてもいいかな?
電車で来てる人たちもいるから、そろそろお開きにすることにした。
夏奈ちゃん含めた子供達は既に眠りについている。
「じゃあ、稲葉くん、彩華ちゃん仲良くねー! 」
私たちは徒歩で帰れるから、みんなと店で別れてから駅とは反対方向へ向かった。
「今日は突然誘ってごめんね」
いつものように手を繋いだ課長が申し訳なさそうに言う。
「いえいえ、康之さんの高校時代とか知れたし、夏奈ちゃんにも癒されたし、大満足です」
「彩華が子供好きとか兄弟たくさんいるとか、俺も知らなかったことを知れて良かったかな」
「康之さんは子供好きですか? 」
「好きだよ。もうすぐ2歳の甥っ子がいるからね。二つ下の妹の子なんだ」
「その甥っ子さんとはよく会うんですか? 」
「実家近くで住んでるから帰れば会うよ。そういえば、彩華は実家に帰ったりしないの? 」
忘れていた電話の内容を思い出した。
一人暮らしを始めてから毎年欠かさず年末年始は実家で過ごしている。
「…母からは電話があったんですけど…」
今年というか来年始めは課長と一緒に過ごしたいなとも思う。
初詣とか一緒に行ってみたいし。
「そっか。もしさ、帰るなら…実家まで送ってあげるよ」
休日は少しでも長く一緒にいたいから、と言われ…私も同じ気持ちだし、甘えてみてもいいかな?