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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第2章 金曜日の楽しみ
金曜日。
それは社会人になって、学生のとき以上の楽しみとなった。
毎日毎日ーー…。
笑顔を貼り付け、後輩への指導、上司への気配り、残業しないためにもパソコンの前に張り付き、無心でキーボードを叩く。
それが一週間続いてやっと休みになる。
そのルーティンは変わらない。
合コンとか同僚との飲み会とかなんてものには誘われないから。
17時半。
時計を確認してから、そそくさと片付けはじめる。
今日はどうしても早く帰らなければいけない用事がある。
「佐倉さん。ごめん、この資料のコピー30部お願いできる?」
帰ろうとしたのに。
どーしても19時前には帰りたいのに!!
「はい。」
呼び止めたのは稲葉課長。
容姿端麗、仕事もデキる若い課長。
それは社会人になって、学生のとき以上の楽しみとなった。
毎日毎日ーー…。
笑顔を貼り付け、後輩への指導、上司への気配り、残業しないためにもパソコンの前に張り付き、無心でキーボードを叩く。
それが一週間続いてやっと休みになる。
そのルーティンは変わらない。
合コンとか同僚との飲み会とかなんてものには誘われないから。
17時半。
時計を確認してから、そそくさと片付けはじめる。
今日はどうしても早く帰らなければいけない用事がある。
「佐倉さん。ごめん、この資料のコピー30部お願いできる?」
帰ろうとしたのに。
どーしても19時前には帰りたいのに!!
「はい。」
呼び止めたのは稲葉課長。
容姿端麗、仕事もデキる若い課長。