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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第11章 ソラとして言えること+見守るコウ
「おいおい、あいつら大丈夫か?」


ミツキとソラの様子を影から見ていた緑髪戦士のコウ。
会話こそ見れないが、同じ場所に一時間近くいた二人が気になって仕方なかった。

キャラはたまに動くけど、だいたいその場で静止しているから、おそらく、個人チャットで話してるだけなんだと思う。
オート走行(自動走行)に切り替えればチャット機能使わなくても予め入力しておいた簡単な狩りなどはできる。

それすらしない二人。
そもそも月曜のこんな時間に二人がいるのが珍しい。
俺は大学が夏休み中の今(9月)はほぼ毎日ログインしてる。
同じく学生であろうレナとシュリもだいたい来てる。
ヤスさん、ユーリさん、ミツキ、ソラは多分社会人。
週末のログイン率が高いからだ。


その二人が立て続けにログインしたから、気になって二人のいるエリアに行ったけど、何となく話しかけないほうがいいかなと思っていた。

それから。
約一時間が経過。


「こんなとこだし、深刻な話か?」

最近のミツキは今までと違って少し危うい。
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