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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第14章 デートの練習台
「彩華も…今は上司と部下は忘れて。練習に付き合ってよ。俺だけが名前で呼んでるの、恥ずかしいし周りに変に思われたらイヤだしね。」
と悪戯っ子のような顔で笑いながら言うから名前を呼び捨てされた恥ずかしさが増した。
その笑顔は反則ーー…。
「ほら、試しに呼んでみてよ。」
レモンサワー一杯で酔うはずのない課長は完全に私の反応を見て面白がってるとしか言えない。
「ほら、ほら、早く。」
だんだん、大型犬にも思えてくるから不思議だ。
「…康之さん。」
恥ずかしい。
慣れなさすぎて顔が熱い。
「彩華ってさ、見た目だけだとけっこう男に慣れてるかなって思うけど、びっくりするくらい慣れてないよね?」
「……慣れてませんよ。しかも、か…康之さんが相手だから余計緊張しちゃいます。」
「えー、何で俺相手に緊張するのさ。」
「康之さん、自分のことわかってなさすぎです。職場でファンクラブできる勢いで女性社員の憧れの的なんですよ。」
「…彩華も?そーいう風に思ってるの?」
「みんなほどきゃあきゃあ言うわけじゃないですけど、見た目にも仕事してるときもプライベートでも康之さんは男らしくてカッコいいと思ってます。」
何言ってるんだ、私はーーー。
と悪戯っ子のような顔で笑いながら言うから名前を呼び捨てされた恥ずかしさが増した。
その笑顔は反則ーー…。
「ほら、試しに呼んでみてよ。」
レモンサワー一杯で酔うはずのない課長は完全に私の反応を見て面白がってるとしか言えない。
「ほら、ほら、早く。」
だんだん、大型犬にも思えてくるから不思議だ。
「…康之さん。」
恥ずかしい。
慣れなさすぎて顔が熱い。
「彩華ってさ、見た目だけだとけっこう男に慣れてるかなって思うけど、びっくりするくらい慣れてないよね?」
「……慣れてませんよ。しかも、か…康之さんが相手だから余計緊張しちゃいます。」
「えー、何で俺相手に緊張するのさ。」
「康之さん、自分のことわかってなさすぎです。職場でファンクラブできる勢いで女性社員の憧れの的なんですよ。」
「…彩華も?そーいう風に思ってるの?」
「みんなほどきゃあきゃあ言うわけじゃないですけど、見た目にも仕事してるときもプライベートでも康之さんは男らしくてカッコいいと思ってます。」
何言ってるんだ、私はーーー。