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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第16章 これも練習ですか?
時刻はすでに23時を過ぎている。
「明日も仕事なのに遅くなってごめんね。そろそろ帰ろうか。」
「そうですね。」
あれからさらにもう2杯飲んだ課長は見た目には酔っ払った感じはない。
会計は私も出そうと思ったら、課長ストップが入り、奢られる形になってしまった。
この前から奢ってもらってばかりで申し訳なくなる。
店を出て駅まで向かう。
何となく無言だけど、それも心地良い。
何か話さないとって思わない。
課長といると…安心する?ような気がする。
ふとーー…。
手が触れ、そのタイミングを見計らったように手を握られた。
思わず課長を見上げると優しく笑ってる。
顔と手に熱が集中して熱い……。
そのまま駅に向かい改札前まで手を繋いだままだった。
改札を通り、同じホームで電車が来るのを待つ。
終電間近の駅は予想以上に混んでいる。
これは、電車も混んでる予感だわ。
数分後に来た電車は案の定満員で。
乗る寸前に課長に手を繋がれ、乗ったら、ドアを背にするように立つ私とドアと手すりの棒に手をつき私を囲うように前に立つ課長。
守られてる感たっぷりで緊張するーー…。
私の最寄駅に近づいた瞬間。
何となく見上げた一瞬。
課長が私との距離を縮めた。
それは一瞬だけ。
気づいたときには課長にキスをされてた。
「明日も仕事なのに遅くなってごめんね。そろそろ帰ろうか。」
「そうですね。」
あれからさらにもう2杯飲んだ課長は見た目には酔っ払った感じはない。
会計は私も出そうと思ったら、課長ストップが入り、奢られる形になってしまった。
この前から奢ってもらってばかりで申し訳なくなる。
店を出て駅まで向かう。
何となく無言だけど、それも心地良い。
何か話さないとって思わない。
課長といると…安心する?ような気がする。
ふとーー…。
手が触れ、そのタイミングを見計らったように手を握られた。
思わず課長を見上げると優しく笑ってる。
顔と手に熱が集中して熱い……。
そのまま駅に向かい改札前まで手を繋いだままだった。
改札を通り、同じホームで電車が来るのを待つ。
終電間近の駅は予想以上に混んでいる。
これは、電車も混んでる予感だわ。
数分後に来た電車は案の定満員で。
乗る寸前に課長に手を繋がれ、乗ったら、ドアを背にするように立つ私とドアと手すりの棒に手をつき私を囲うように前に立つ課長。
守られてる感たっぷりで緊張するーー…。
私の最寄駅に近づいた瞬間。
何となく見上げた一瞬。
課長が私との距離を縮めた。
それは一瞬だけ。
気づいたときには課長にキスをされてた。